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Showing posts from November, 2014

盗難という事象

生産物の盗難の被害はどこにでもあるようです。 Farm crops people don’t care to steal| Manila Bulletin この記事では、ランソネス( ランソネス Google 画像 )が盗まれるのでどうしたら良いかという質問で、唐辛子を植えたら良いと返答したそうです。 ランソネスは甘くて良い時期の前に盗難にあうそうで、だからマーケットで売られているランソネスは酸っぱいのだそうです。 私の圃場でも盗難はよくあります。 でも盗られないものもあるのです。 トマトはダメ。赤くなる前に収穫してくれます。 キュウリは大丈夫。日本のキュウリは若いうちに採るので。 カボチャ、ズッキーニはダメ。こっちの人は花を収穫してくれます。 根菜類は基本大丈夫。 ハーブ系も大丈夫。 オクラも大丈夫。 ナスはダメでした。 葉ものは大丈夫だと思います。 … フィリピンは恵まれた国で大昔からいつでも木になっている果物を食べることができました。 きっとその習慣なのだと思います。 畑に植わっていようが道ばたであろうが森の中であろうが同じなのでしょう。 あって食べられるものだから採って(盗ってません…。)食べた。 きっとそれだけのことなのかもしれません。 場所が違えば考え方も違うようです。 … 今日も大地を耕しております。 ↓応援よろしくお願いします。↓

田植え

ばたばたしておりました。 走り回っている間に田植えを始めてくれています。 現地米はあともう一バッチ。 日本米は明日くらいには田植えできそうです。 … 今作初めて、私は居ずにまかせて田植えの時期を向かえました。 初めてでどうなるか不安でしたが、なんとかなっていました。 2年続けて、初のことです。しかも任せているにもかかわらずに写真のようにまっすぐに植えてもらっています。そして、間隔もお願いしたくらいの広さでやっていました。 日本からすればなにもたわいないことなのですが、ここフィリピンでは大きな進歩なのです。 これが安定的にできれば、広げられそうです。 … 最近の嬉しかったことです。 … 今日も大地を耕しております。 ↓応援よろしくお願いします。↓

ニラ圃場

ニラ栽培のための畝立てをしています。手前からあっちに人がいるところまで。 規模は全然小さいのですが、なんとか出荷できるように管理します。 まだまだ小さいのですが、気温が良いので、しばらくしたら大きくなっているはずです。 … 今日も大地を耕しております。 ↓応援よろしくお願いします。↓

生鮮野菜を船便で

船便は、農産物の輸出物流の新たな流れ? | 農業メディア アグリフード 生鮮野菜を船便で輸送する技術ができているそうです。 今までなら、遠くの国との流通は時間がかかるので生鮮野菜の流通はあまりなかったと思います。 フィリピンからはバナナ、マンゴー、野菜ならオクラが日本へ行っていますが、マンゴー、オクラは空輸便だそうです。 フィリピンへはアメリカからレタスが輸入されるようだと以前記事にありました。 その時は、飛行機でレタスを運んで採算が合うのかと疑問でしたが、船便が可能だとするとあり得る話です。 フィリピンは特に雨季、野菜の値段が高騰します。特に高原野菜は非常に高いのです。 … 日本郵船グループは野菜や果物をアジアに船便で運ぶ事業を始める。コンテナ内部を低温・低酸素状態にして鮮度を保ち、輸送費は航空便に比べ10分の1程度に減る。傷みやすい果実や葉物野菜など航空便では採算に合わない青果物も輸出できるようになる。 輸出が可能であるならば逆も然りなのです。 ただ、日本の生産性は素晴らしく良く、現在の為替相場なら日本農業野菜、果物部門は負けないように思います。 輸出で新興国の富裕層をターゲットにできる力はあると思っています。 … 今後、流通技術の発達で世界の中でどんどん適地適作化していきます。 その中で日本農業はどこの位置に立つのか。フィリピン農業はどの部分で戦えるのか。 世界を見て、決めていかなくてはなりません。 … 今日も大地を耕しております。 ↓応援よろしくお願いします。↓

日本では見えないものがフィリピンにはあります

日本とフィリピンは全然違うと皆言います。 日本は先進国でフィリピンは途上国だと言います。今は中進国で発展していますが。 私はフィリピンの田舎と言われるところで稲作をしています。 毎日、圃場に通って、畑を耕しています。 愚痴になりますが、私の圃場の周辺がゴミ捨て場がいっぱいあります。 なぜ、そこらにゴミを捨てるのか。ゴミ箱に捨てる習慣がないのか。と思います。 昔は、ゴミと言えば果物の皮とかそんなのでそこらに捨てても分解されて見えなくなります。きっとその習慣なのでしょう。 今はプラスチック、瓶、いろいろあるのでずっと残っています。 場所によってはまとめているところもありますが、やっぱり臭いが出て、見た目も悪いのです。 ただ、日本でも同じなのではないでしょうか?ゴミはゴミ収集で持って行かれ、焼却されますが、海岸の埋め立て地へ持って行かれます。 フィリピンはもらい癖がついているのでもらうものはもらって仕事はしない。ということがよくあります。 日本でも生活保護を受給して楽している人たちもいます。 日本の田舎でもインフラが弱い、不安定なところもあります。 私の実家は現在、山奥です。昔は町でした。両親は都会から山奥に行きました。村人の習慣、性格を愚痴として聞く時があります。フィリピンと同じだといつも感じます。 場所、事柄によっては日本もフィリピンも同じなのです。 ただ、日本ではいろいろなことが目に見えないだけで逆にフィリピンではそれらがあからさまに見えるだけです。 … フィリピンでしばらく住んでいますが、日本とフィリピンは何ごとにおいても全く反対だと思っていました。なので良い部分を半々取れば素晴らしい社会ができると思っていました。 今は、なんだか日本がフィリピンの悪い部分に似てきている気がしています。 … 世界が良くなるように仕事をしています。 … 今日も大地を耕しております。 ↓応援よろしくお願いします。↓

TPP 日本農業一人負けらしい…

アメリカ農務省の試算ではTPPを行なうことで日本の農業一人負けという記事がありました。 日本農業 一人負け 参加国の輸出増 70%背負い込む 米農務省がTPP試算 (2014/11/13)  参加国の輸出増加額の70%に当たる58億ドル分は、輸入という形で日本が背負い込む。日本の輸入額が増える品目は、食肉が半分を占め、米を含めた穀物、その他の加工品、酪農製品などが続く。 主に、畜産、穀物の部門のようです。 この部門は比較的簡単に大規模にできる部門なのです。 狭い日本でどう大規模化していくか。 … 私はこの部分が気になりました。 カリフォルニア州は水が不十分で余力が小さいとしても、アーカンソー州は水が豊富である。ビジネスチャンスが日本で生じれば、同州ではジャポニカ米に切り替えられる。ベトナムでもジャポニカ米はすでに60キロ当たり1200円程度で生産され、「コシヒカリ」を欧州に輸出している。 ベトナムでは日本米が20円/kgで生産できるそうです。フィリピンはTPPに参加していませんが、ASEAN FTAに入っています。 将来、日本米を生産するならばこれと勝負しないといけません。 … 日本でもフィリピンでも世界と勝負をしないといけないのです。 やっぱり適地適作なのでしょうか…。 … 今日も大地を耕しております。 ↓応援よろしくお願いします。↓

葉面散布

イネの苗に有機資材を葉面散布しています。 肥料であったり、微生物であったり、木酢であったり。 私のこの圃場は有機農業ではありません。けれど、なんとか農薬と化学肥料を減らしています。農薬も消費者にはいくら分解されて安全だというレベルでも生産者は直接吸います。化学肥料もそれ一辺倒では作物が病虫害にかかりやすくなる気がします。 なんとかきれいに生産できるように試行錯誤ばかりしています。 … ところで、このような写真は珍しいかと思います。 人が作業している写真。 やっとこさ、私、写真を撮る手間ができました。 … 今日も大地を耕しております。 ↓応援よろしくお願いします。↓

あおとみどり

何度と見た風景なのですが…。 … 来週くらいには田植えができるかもしれません。 … 今日も大地を耕しております。 ↓応援よろしくお願いします。↓

育苗中

イネは発芽してきています。 フィリピンでは、こういうふうに圃場の一角で育苗をし、田植えを行ないます。 私はこの緑の絨毯が大好きです。 ところどころ穴が空いていますが…。 こっちは日本米。フィリピン方法より狭く蒔いています。試験中。 … 今月中には田植えをし、2月頃収穫予定です。

涼しいのです

おはようございまーす。 フィリピンは熱帯でいつも暑いと思われています。 確かに暑いのです。 ただ、この時期から2月くらいまでちょっと涼しくなるのです。 日中は風が涼しく、日射が弱い気がするのです。 朝晩はさらに涼しく、クーラーがなくてもぐっすり眠れるのです。 今朝は21.4度でした。 … 私が北ルソンにいた時、感じたことです。 フィリピンの乾季で日本が冷え込む時はフィリピンも涼しくなるというものです。 日本の寒気がこっちまで来ているのかは分かりませんが、涼しいのです。 観察中です。 … これからの季節は雨がないので天気はわかりやすくて良いです。

ニラの定植

ニラの定植を行なっています。苗養生期間が長かったので株も大きく、分げつも進んでいました。 もう乾季が始まっているので灌水を十分にやり、植え付けています。 田植えのようになっています。 フィリピンでは、タマネギの植付けもこのようにするようです。 土がある程度乾いたら中耕、追肥をしていきます。 … あっちの方まで植えていきます。(希望)