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Showing posts from February, 2015

農業は成長産業か

最近、農業が成長産業である。というような話をよく聞きます。 農業は儲かるそうです。 実際はどうなのでしょう。 農業生産事業で儲けているのか流通、販売事業で儲けているのか。 ほとんどの場合、流通、販売事業で儲けていると思います。 私は生産事業を種としていますが、なかなか人に言えるくらい儲かるところまで達していません。 販売を織り交ぜてなんとかやっています。 … 私は、農業よりも漁業が発展分野だと思っています。 農林水産業の中で太古から変わっていないからです。 農業は採集時代から安定を求めて栽培を始めました。 林業も山に植林して栽培しています。 畜産業も狩猟から発展して飼育を行なっています。 漁業はどうなのでしょうか? 一部養殖を行なっていますが、海へ出て魚など獲っています。 狩猟時代と規模、範囲は大きくなっていますが、やっていることは変わっていません。 養殖の技術を発達させることでより安定的に魚介類を生産、販売できると思います。 近大マグロが有名ですね。 … そんなこと言いながら、コメと野菜を生産します。 … 今日も大地を耕しております。 ↓応援よろしくお願いします。↓

モミ乾燥中

  再び、この季節になりました。 本日はお日柄も良く。モミの乾燥日和です。 来月3月中旬には販売できるかと思います。 … 今季は量が少ないです…。 … 今日も大地を耕しております。 ↓応援よろしくお願いします。↓

2014年乾季作収穫

昨年の雨期に雨が少なかったこともあり、乾季作は水不足でしたが、とうとう収穫時期を向かえました。 フィリピンでは手刈りが主流ですが、最近になってハーベスターで収穫農家も増えてきました。 コストはハーベスターの方が安く、しかも1日である程度の面積では脱穀までしてくれます。 一般農家はそれをディーラーに販売するので収穫後の仕事がほとんどなくなりました。 ディーラーはそれを乾燥させて精米所に持って行き、おコメにして販売します。 乾燥作業は未だ道路でやっていますが、乾燥機を使えるようになるとほとんどの工程で人に頼らないようになります。 … 私はまだ手刈りをしていますが、来期、雨季の収穫はハーベスターのお世話になると思います。 手刈りだと、なんだか数日はかかってしまいます。ハーベスターだと1日で済みますので、雨の合間が短くて済むからです。 今回の収穫が終われば、ここは酷暑が続きます。 緑豆撒いて一段落です。 … 今日も大地を耕しております。 ↓応援よろしくお願いします。↓

人が作るもの

建築中の卸市場の視察に行ってきました。 数年前から建設中なのですが、やっと完成しそうなのです。 ここが、フィリピンにおける高原野菜出荷の中心になります。 … フィリピンではこういった風に建築していますが、いつも見るに人がこんなにも大きな物を作り上げるのかと感心してしまいます。 日本では重機が主に仕事をしているので実感がわかないのですが、ここでは重機も使われていますが、人間も作り上げています。 もともとここは農場だったのです。 イチゴの産地で観光名所にもなっていました。 そのうちの一角を野菜流通の施設にしました。 卸だけでなく、加工や冷蔵施設もあるそうです。 こうやって目に見えて発展しているのがフィリピンなのです。 それを作り上げているのはやっぱり人でフィリピン人なのです。 今の日本にはない活気があります。 日本は斜陽の時代なのですが、元気いっぱいのところはフィリピンから見習わなければなりません。 どんなときも元気で楽しく生きています。 … 私はこんな大きな建造物を作る能力はありませんが、食料生産しています。 今週は、稲刈りです。 … 今日も大地を耕しております。 ↓応援よろしくお願いします。↓

灌水を眺めながら

フィリピンでは乾季まっただ中。まだ日夜の温度差が大きいので朝露が葉っぱにつきますが、水やりが欠かせなくなっています。 鳥取には昔、嫁殺しという作業がありました。鳥取砂丘での農業で嫁さまに水やりをやってもらいます。どれだけ水やっても砂丘なので水が見えなくなってしまいます。 昔の日本は大変でした。今のフィリピンも大変です。 … 今、ここではイネの二期作が行なわれています。雨季と乾季に一度ずつ。 エンジン、ポンプがなかった頃は一期作だったはずです。エンジンとポンプだけで収量が2倍になったと思います。 人ができないことを機械がしてくれます。 将来、消えゆく仕事の中で農作業があります。どこだかの大学の先生が予測したみたいです。 単純労働は機械がしてくれます。 機械が仕事をしてくれると人はどんどん仕事がなくなっていきます。 日本の場合、都会へ出稼ぎできる教育と受け入れられる産業がありました。 フィリピンはどうなのでしょう。 国内には産業がなかなかありません。 学校に行かない子どもたちは知的な仕事に就けるのでしょうか。 私が思い込まなくてもなんとかなるのでしょうが、そんなこと考えて、収穫機を入れない、田植機を入れない、一つの理由にしています。 今、イネの収穫を始めたのですが、手作業だと、夜、イネが盗られないか警備が必要なのです。 収穫機だと脱穀されて袋の中なのですぐに倉庫です。 今まで稲刈りしていた人たちは見るだけでいくらかのおコメがもらえるシステムのようです。 なにげにベーシックインカム制度があります。 今年の雨季は収穫機にお願いしようかな。 … 今日も大地を耕しております。 ↓応援よろしくお願いします。↓