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Showing posts from April, 2017

○○特化型八百屋さん

現在、おコメ、ニラをメインに小規模ながらいろいろな野菜の栽培を挑戦しています。 ほとんど趣味なのですが、それが商売になるなら面白いと思い、やっています。 なかなか難しいのは、技術が足らない部分はもちろんありますが、気候の問題もあります。 それと、 上手くできたとしてもその販売先がないというのがあります。 販売できる状態にして生産するのが一番なのですが、できるかできないか不安定な状況では販売先を先に作ることは私にはできません。 かと言って販売できるものだけ生産していると普通のローカル野菜を普通にディーラーに販売するだけになってしまいます。それもきちんとした仕事なのでその部分も続けてやっていかなくてはなりませんが、それだけだと周りとの価格競争になってしまいます。 そんな競争はあまりしたくないので、となると、やはり特殊な野菜を生産しなければなりません。 それは、マーケットが小さいということと、ほぼ同じなのです。 そこで、そういった特殊な野菜を販売できるような場所があれば良いなと思い、そんな八百屋さんがあればな良いなと、感じています。 有機農産物という特殊な野菜を販売しているところはたくさんあります。しかし、そのほかにはそういった特殊なマーケットに向けて販売しているところがあまりありません。 もっといろいろな方面でマーケットはあるのではないかと思っています。 イタリア料理特化型八百屋さんとかあれば面白いと思います。 ニッチなところへ行くと価格競争から少し離れられます。 当然、ニッチなマーケットは量を勝負するところではありませんので少量多品種栽培になります。 そこは難しいのですが、私にとって面白い部分です。また、小規模農家が生きていける隙間とも思います。 ○○特化型八百屋さん。 やってみたいです。

今年も始まりました。

今年もわが圃場では稲作が始まりました。 今年はどうなるか。毎作毎作いろいろなことが起こるフィリピンです。 なんとか安定的に予測のできる生産体制を作っていきたいものです。 今年の雨季はどうなるか。雨が少ないような感覚があります。なんとなくですが。 どうなることやら。 この苗は5月15日ごろに田植えをして8月中旬ごろの収穫を予定しています。 今年の雨季は4圃場、順次作付を開始していきます。 … 今季の目標は、計画したものをどう遂行してどうなったかをわかるようなシステム構築です。 なんだか忙しくなってきているので、自分の目で確認できなくてもわかるようにしていきたいです。 … 野菜のほうは試験的なものをいくつかやっていきます。 ニラは拡張しちゃいました。販売量を増やしていきます。 … 今年もよろしくお願いいたします。

Strawberry in China

I have chance to see farm in China. since march, there are so many strawberry fruits. and I feel these strawberry is big and sweet, it's good quality. ... I have known agriculture in the Philippines, also Japanese agriculture. I also feel big advantage of Japanese agricultural infrastructure and situations compare to Philippines agriculture. So, I feel it is so difficult to manage farming in the Philippines same as Japanese agriculture. I could have chance to see Chinese agriculture. I'm sorry i was thinking china is not so developed country regarding agriculture. However, I realized it is totally wrong. Chinese agriculture is developed so well. Of course, not all farming in China are developed as well. ... I worry about Philippines agriculture especially strawberry production in Benguet. Benguet is the biggest strawberry production in the Philippines. Since long time ago, they are planting strawberry. however, I felt technology is not

家に帰ってきてホッとする瞬間

先月から出張や帰省などが続き長く家を離れていました。 家に帰る前に圃場の確認をするために農場を寄りましたが、帰ってきたという感覚ではなくてやって来たという感覚に近かったのです。 稲がないというのもありますし、1日くらいしか滞在しなかったというのもあるかもしれません。 … 田植えが始まる時が一番懐かしさを覚えるときかもしれません。 … その後、家に帰りました。家族は一足先に家に帰っていました。 家に着いて休んで翌朝、朝ご飯をみんなで食べました。 その時の味噌汁があまりに懐かしくておいしかったのです。その時やっと家に帰ってきたというほっとした感動がありました。 おふくろの味なのかと。 実家に帰ったときはそんな感動はありませんでした。舌が変わったのかもしれません。 親の作る味噌汁が変わったのかもしれません。 … もしかすると、味噌汁というものは特殊な料理なのかもしれません。 味噌の種類、塩加減、具材、すべてが絶妙なバランスで成り立っているわけです。 しかもそれが、ほっとする味にまで昇華しているわけです。 ほかの料理でホッとする味というものはなかなか出せないかもしれません。 … フィリピンでは、そんなホッとする味は何にあるのでしょうか。