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Showing posts from May, 2017

Transplanting Rice

毎度同じ位置からの写真ですが…。 ここから撮るのが癖になっているのかもしれません。 最初の圃場、田植えが完了しました。 天候もだんだん黒い雲が漂うようになって雨季の足音が近づいてきています。 今季のこの圃場の試験はミネラルです。 私が一番最初に稲作を始めたのは無農薬無化学肥料生産でした。 めちゃくちゃ大変でした。除草が…。 逆に言うと、ただ生産するだけなら除草を頑張ればなんとかなるということです。 それでは持続可能ではありませんが。私が。損しちゃうので。 その時生産したおコメが一番感動が大きかった気がします。 それからその品種がおいしいと思ってずっとやってきました。 柔らかくてパサパサでない普通のフィリピン米よりおいしいフィリピン米ということで食べていただいています。 最近、最初に食べた時の感動が小さくなってきているような気がしています。 慣れてきたのかもしれません。 化学肥料を使っているからなのかもしれません。 … ということで、今季は、あの感動を再び。を目標に考えました。 初稲作と何が違うのか。 気持ちが違うのは当然ですが、 無農薬無化学肥料栽培と化学肥料を使った栽培。 そのうち何が違うのか。 また無農薬無化学肥料栽培には戻れません。収量や手間から計算して販売価格が低いからです。 100ペソ/㎏で全量買っていただけるならできそうです。 まだそんなお客さんと出会っていないので、まだできません。 農薬と化学肥料。 農薬のうち、除草剤は初期にしか使ってません。雑草が大きくなったら効かなくなるし、それを殺す薬剤だと稲にも効果があるので。 殺菌剤は使いません。イネは強い子なので、とくに、アジアの気候は好きなようです。 殺虫剤は、使っています。使わないと、収量が減ってしまうということもあるし、おコメに茶色いコメ粒が混じってしまうので。 それでも、できるだけ使わないようにしています。安全ということもあるのですが、農薬が高いのでできるだけ使わないようにしたいのです。 化学肥料は、今悩みの種でもあります。 どうやって減らすか。周囲の農家も使う量が増えている気がしています。 それでも収量が増えているので、経済的には合っているかとは思いますが、このままでは私はなんとなく気に入りません。

中国の発展度は思った以上でした。

機会があって、中国に行かせてもらったのですが、中国の発展具合に驚きました。 フィリピンに住んでいるのですが、基本的には日本人なのでそんじょそこらの発展具合ならば日本と比較します。 それでも、中国はやはり活気があって経済発展している先進国だなと感じました。 そもそも、もう中国は途上国ではないのです。改めて感じさせられました。 その中で一つ日本にはないものを見つけました。 QRコードでのお金のやり取りです。 中国ではWeChatというLINEのようなアプリをほとんどだれもが使用しています。 チャットや音声通話、ビデオ通話、音声チャット(留守電みたいに音声を送って受信者がそれを聞く)ができます。 WeChatの機能の一つに送金機能があります。 例えば、お店に行くと入口にQRコードが貼られています。そこのお店で物を買ったときにそのQRコードを認識させると送金相手にどれだけ送金するか入力する画面になり、それで送金手続きを済ませると、自分のWeChatにリンクしている銀行口座から相手の銀行口座に送金される仕組みです。 それで、物を購入したことになって買って帰るわけです。 たぶん、WeChatと銀行口座がリンクされていれば誰でもその機能が使えるのだと思います。 驚いたのは商店街の小さなパン屋さんにまでその仕組みが普及しているところです。 日本での現金以外の支払いはクレジットカードやICOCA、お財布携帯などありますが、大きなお店やコンビニに限られていると思います。小さなパン屋さんはやはり現金での支払いかと思います。 そこに、中国すげぇ。と感じる部分がありました。 いろいろ聞くと、支払いだけでなく、知人へのお金の送金なんかもできるようです。 … これは面白い機能だと思いました。 … フィリピンにもこういった機能が普及するのか考えてみました。 まず、フィリピンの携帯電話保有者のほとんどはプリペイド式です。 お金が入っている分だけ使えます。 その入れたお金で送金機能、できるかもしれません。 すでに、PASALOADというチャージしたお金を相手に送る機能はあります。 それの発展版ですね。 … そもそもキャッシュレスが良い部分もあり、悪い部分もあり、何とも言えませんが、なんとなくかっこ

Nutrition of Chives -2-

Chives has various nutrition to maintain our health. Last time, I introduced Diallyl sulfide. aside from the Diallyl sulfide, chives also has Vitamins, minerals, and folic acid, etc. 1) Vitamin A --- anti-oxidant 2) Vitamin E --- anti-oxidant 3) Potassium --- accelerate discharge sodium from our body. 4) Calcium --- the most mineral in body. substance of bones and teeth. 5) Iron --- substance of blood. 6) Magnesium --- related many enzyme reaction in body. 7) Folic Acid --- make red blood cell, and need for producing cells. 8) Insoluble Dietary Fiber --- cleansing intestines. ... a) Chives makes us warmer. So it enhance our immune system. b) Chives has various minerals and vitamins. These nutrition works for making blood, cells, and other our body structures. c) Vitamins have anti-oxidant and sterilizing effects. These prevent us from fever, flu, and other diseases. d) Some minerals and vitamins need during pregnancy period to grow baby. e) various minerals need for

Nutrition of Chives - Diallyl sulfide-

Chives has many nutrition for keeping our health. This time, I write about Diallyl sulfide. It is cause of smell of chives. this smell is also contained onions and garlic. This substance name is Diallyl sulfide. This Diallyl sulfide combines with Vitamin B1. And It enhances Vitamin B1absorption in our body. Also It works for making longer of Vitamin B1 effect. Because the Diallyl sulfide combines with Vitamin B1 then become Allithiamine. This Allithiamine works same as Vitamin B1and works longer. ... Vitamin B1 enhances energy metabolism of carbon hydrate in our body. So it makes us recovering from tiredness. If you have lack of Vitamin B1, It may cause of tiredness, listlessness, and emotional disturbance etc. ... It is the best combination to take chives (rich of Diallyl sulfide) and Vitamin B1 (pork, liver, soy beans, etc). ... Diallyl sulfide is also known as anti-oxidant such as Vitamins etc. So, chives maintain our immune system and works to control blood clottin

Rainy Season Coming

フィリピンにもようやく雨季の兆しがやってきました。 圃場のある所はまだ雨がありません。しかもめちゃくちゃ暑く35度を連日超えています。 しかし、山奥は雨の頻度が増えてきています。 雨の降り方も雨季のような感じになってきました。 こうなると、圃場のある地域にも雨がぼちぼち降ってくるのではないかと思います。 昨年は山地域の雨の後、1か月くらいしてから圃場に雨が来たような気がします。 今月後半くらいから雨が始まるのではないかなと予想しています。 私の圃場は田植えをして次の圃場も田植えの準備をしている頃です。 … 今年はどんな雨季になるのか。 大きな台風が来るのかどうか。 雨量はどうだろうか。 モンスーンがたくさん来るのかどうか。 … 何が起きても不安が絶えないのかとは思います。 何が起きても耐えられるように準備していきたいものです。

熱帯での日本米生産が難しい訳

過去に何度か縁があって日本米の生産をトライしたことがあります。 なかなか思ったようにはいかないのが実際です。 田植え後、2週間もすると出穂が始まる株があります。 分げつが非常に少ない。 大きくならない。 結果、単位面積当たりの収量が非常に少なくなり、利益が出ず、続けられなくなってしまいました。 原因として、 出穂までの積算温度。 出穂に関係する日長。 が大きな要因となっています。 … 積算温度が関係するならば、暑くないときに作付する。 というか、この地域ではしない。 日長が問題ならばどうしようもありません。蛍光灯をつければ良いのですが、それだけの投資に見合う商売では決してありません。 … ここからもしこの地域で栽培するならばどうすれば良いのか。 穂ができるまでに大きくさせる方法を考えなくてはなりません。 肥料なのか水なのか。 もしくは、品種の選定が必要でしょう。 日本以外の国で栽培されている日本米は面白いと思います。 … 困難な場所でそこまでして日本米を生産する意味はないのかもしれません。やはり適地適作ですが、ちょっとした遊びで続けて思ったように生産してみたいものです。